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日々VOAニュースとスカイプ英会話をフル活用して英語の上達を図ります

英語力を向上させねばならぬ理由

2012年2月にGABAに通い始め、直後にTOEICを受けた。

スコアは、たったの425点だった。

 

ごくまれに、会社に海外から電話がかかって来ることがあった。職場中英語ができる人はおらず、立場上、管理職の私が対応しなければならなかった。しかし、適切な対応をすることはできないし、用件を聞くことも取り次ぐこともできない。ひとりでは何もできない悲惨な水準だった。(全然部署が異なる社長秘書に平身低頭お願いしなければならなかった)

 

当時所属していた会社は、主に国内のお客様にサービスを提供していて、海外に市場を拡大するということがあまりなかった。だから、そういう見苦しいお願いをする機会はそんなに多くはなかった。けれども、なんとなく心に引っかかるし、肩身がせまい。いつか語学力のなさのために、挽回不能な失敗をしでかすんじゃないか、という漠然とした恐怖感があった。

 

そこで、ほとんど新年の誓い的な余勢をかってGABAに足を運び、高い学費を一括で払って入学したのであった。それが5年前のことだった。

 

この5年間の歩みは、良い意味で予想外だった。

 

TOEICのスコアは倍以上の880点まで上がったし、会話にしてもデタラメな英文法ながら言いたいことはとりあえず伝えられるようになった。英語の電話が鳴って逃げることはなくなり、特に気負うことなく処理できるようになった。

 

そもそも今の会社には、アメリカ人弁護士による英語面接を経て入社しており、英語力を試された上で入社した。入社してまだ数ヶ月しかたっていないけれども、英文契約書の作成や審査の機会があると、私を面接で採用してくれた彼にメール(英語)でアドバイスをもらいながら業務を進めている。スカイプをつかって会議をすることもある。年末に彼が出張で日本に来たときは、一緒に忘年会に行ったりもした。

 

もちろん、私の英語力は相変わらずデタラメで、契約書のドラフトや修正案などは原型をとどめないくらい真っ赤に修正されてしまう。メールの表現ひとつとってもぎこちなく、スカイプの会話もこちらから伝えたことが正しく伝わらないときもある。引き続き、英語を勉強して改善していかなければならないことはいうまでもない。

 

しかし、今、自分がやっていることを、英語から逃げ回っていた5年前の自分が見たら、きっとびっくりするのだと思う。自分の仕事の幅が信じられないくらい一気に広がって、より重要な業務を担当できるようになった。たった5年、ほんの一部の時間を割いて英語力を強化したおかげで得た変化である。

 

私は、運が良い男だと思う。世の中には英語がとても上手な人はたくさんいるけれども、その能力を活かす機会に恵まれない人も多い。英語力が完璧なのに、他の人にチャンスを奪われ、機会に恵まれない同僚を何人も見てきた。

 

そういう意味では、英語力が身についたからといって、何かがひとりでに大きく変わるということはない。チャンスを得るためには英語力を身につけることとは別の何かが必要だ。自分の場合には、英語面接をパスして転職するというハードルをくぐり抜ける必要があった。

 

もちろん、36歳のときに一念発起して英語を始めたことや、41歳になって新たなチャレンジをしたことに後悔はない。ただ、どうせやるなら、20歳代の若い時期にやっておけばよかった、という思いはある。英語ができたら参加できたプロジェクトというのが、30台を通じていくつもあった。あれらの業務のいくつかに関与出来ていれば、40歳になったときの経験値がまったく違っていたはずだ。

 

今さら悔やんでも取り返しがつかないけれども、英語ができることによって世界が急激に広がることが分かった以上、多少焦ってでも前に進む必要がある。自分が現役世代でいられる期間はあと20年くらいしかない。この時間を有意義に活用するため、ビジネスの場でためらいなく使える、もっと良質な英語力を身につけたい。

 

 

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