今日も呑気にVOAニュース

日々VOAニュースとスカイプ英会話をフル活用して英語の上達を図ります

フォード、GM、トヨタ・・・トランプ時代のグローバル企業

アメリカの自動車メーカー・フォードが メキシコでの工場新設計画を撤回した。

同社のメキシコ投資は、米大統領選挙期間中、繰り返しトランプ候補から批判の槍玉に挙げられてきたが、同社による計画変更は事実上トランプ氏の圧力に屈したものとみられている。

 

米国国営放送のVOAニュースでも、大きく取り扱われている。

learningenglish.voanews.com

この記事では、フォードの決定に好意的な労組や専門家の見解と、批判的な側の専門家の見解が公平に触れられている。

私がこのニュースを冷ややかに見ているせいかもしれないけれども、好意的な側のコメントを紹介するときに出てくる7億ドル、700人という2つの数字の置き方がなんとなく皮肉めいているように見えて、この記事を書いた記者は好意的な側を実はディスっているのではないかなどと勘ぐってしまった。

とはいえ、彼がしていることは、好意的な側の人たちがしている発言を紹介しているだけなので、仮にそういう意図があったとしても、上品。

 

一方、日経新聞は、なにかが壊れてしまったかのようだった。 

www.nikkei.com

 

ここ2日間の日経新聞の反応は、まるで自分の信仰する宗教を否定されたかのような熱の入れようで、メキシコ政府や、フォード、GMトヨタなどのグローバル企業のコメントを伝えるあらゆる機会を通じて自由貿易の恩恵の大きさと保護主義の弊害を強調していた。

日本企業の事業活動に多大な影響のあるニュースだから、経済新聞として熱を入れるのは分かるのだけれども、二日にわたってトランプの脅しを問題視する社説を掲載し、似たような内容の他社の社説も掲載するなど、いくらなんでも熱くなりすぎな印象を受けた。

フォードが計画を変更したのは、日経が別の記事で示唆したように*1、北米での小型車需要が急減してメキシコに小型車工場を新設する経済的理由がなくなり、それよりは計画を変更してトランプの歓心を得、さらにミシガン州から補助金を得たほうが「トク」と判断した可能性のほうが圧倒的に高い。企業が経済的な理由で下した判断にすぎないかもしれないのだから、これに変な色をつけ、トランプのせいでこうなった、問題だなどと騒ぎ立てるべきでない。

そもそも、トランプ次期大統領のような人は、途方もない無茶や脅しを言って相手を振り回し、その反応を見ながら交渉を進める。彼は「俺が脅したからこうなったんだ」と言いたくてたまらないのだから、日経のような反応は逆効果だろう。

 

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