今日も呑気にVOAニュース

日々VOAニュースとスカイプ英会話をフル活用して英語の上達を図ります

中国の宇宙白書

今日は、中国の宇宙政策について。

 

中国政府の関係当局が宇宙白書を出したことは年末に日経電子版で読んだが、同じ中国の宇宙白書をネタにしたニュースなのに、VOAニュースの記事を読んだ後の読後感は全く異なった。端的に言うと、日経の記事は当局の記者発表的で平面的。VOAニュースの記事は、中国の宇宙開発に関して懸念されることが書いてあって、読者に考えさせる内容となっている。

 

日経電子版

www.nikkei.com

 

VOAニュース

learningenglish.voanews.com

 

VOAニュースは少々長く、客観的な事実とそれから白書に書かれたことから予想される将来の可能性(懸念)についての考察が交互に現れる。

 

客観的な事実に関する記述は、この宇宙白書そのものの説明や、白書の内容、他国の状況、これまでの軌跡などが述べられている部分で、前半と最後の部分に現れる。

  1. 当局(China National Space Administration official)によって先週発表されこの白書には、向こう五年間の中国の宇宙政策がまとめられている。
  2. 白書によれば、2018年に月の裏面(the far side of the moon)を詳細に探査し、2020年までに火星探査を行う、とのことである。火星探査に関しては米欧の火星探査に参加する計画である。
  3. 「宇宙探査技術の開発は絶え間なく追及してきた夢で、中国はそれを宇宙で平和のため、国の安全を保障するため、新しい科学的調査を実施するために使う」とかなんとか。
  4. 米ロの状況との比較。
  5. 中国の軌跡(2003年に有人宇宙飛行、2013年に月に探査機、宇宙ステーションのことなど)
  6. 木星探査の野望

これらのことは、日経にもだいたい書いてあったので、別に真新しいことはなかった。

 

次の可能性について専門家のコメントを交えて検討しているのは、VOA独特で面白かった。

  1. 月への人の派遣の可能性
  2. 軍事目的の宇宙開発の可能性

私が特に興味を持ったのは2.に関してだった。この部分では、本当に中国の宇宙開発の目的が平和目的なのかということについて検討が行われ、その後で、中国は、静止衛星や低軌道上の衛星の攻撃能力をもっているから、米中戦争が起きた場合には、中国はアメリカのGPS衛星の破壊を試みるだろうということが、さらっと書いてあった。

 

中国の平和目的利用という主張は、南沙諸島の人工島建設でも出てくる論理で、軍事目的を隠すために使われる常套句。とても信用に足らない。

Of course I can not believe the purpose which Chinese government explained in this white paper. Because the word "peaceful use" is always used when they explain the purpose of artificial island in South China Sea. That's typical words for hiding their true purpose.

 

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